2009/10/26

Ubuntu 8.04 LTSでのAdobe Reader 9.2のインスール

Adobe Readerの脆弱性について

各種報道などで前回の10月のWindows Updateのスケジュールと同じタイミングで、Adobe Readerでの脆弱性対応が行なわれる事がアナウンスされています。[IPA] Adobe Reader および Acrobat の脆弱性(APSB09-15)について

Ubuntu用のdebファイルをダウンロード

更新する事をすっかり忘れていたのですが、そろそろ更新と思ったところAdobeのダウンロードサイトがすこしおかしい事に気がつきました。普通は"Get Adobe Reader"のアイコンをクリックして、各OS向けのパッケージをダウンロードできるはずなのですが、現段階ではLinux向けには9.1.2と8.1.6の2つのバージョンが表示されてしまいます。

それでSecurity Advisory文書からAdobeのサイトを確認すると、LinuxとSolaris向けに9.2-1がリリースされている事がわかります。Security Updates Available for Adobe Reader and Acrobat, Adobe Reader for Unix

でも、ここからリンクを辿っていくと元のget.adobe.comのサイトに誘導されてしまい、堂々巡りに…。

そこで途中の"downloaded from the FTP Servers."のリンクを辿って、直接ftpサーバーからダウンロードする事にしました。[AdbeRdr9.2-1_i386linux_jpn.deb]

debファイルからのアップデート

後は普通にdpkgを使って更新していきますが、Acrobatはi386なのにOSはx86_64版なので"--force-all"をつけています。

$ sudo dpkg -i --force-all AdbeRdr9.2-1_i386linux_jpn.deb

しかし英語版のページでも9.2へのリンクはないんだよなぁ。セキュリティアップデートなのに、コンテンツの更新手順が面倒なのだとしたら、作りに問題があるよなぁ…。

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