2008/03/29

プログラムが得意だからSIを仕事にするの?

まぁ運用の仕事をしていて、そこそこアプリのコードが読めて書けて、UNIXの仕組みに詳しいといろいろと便利に使われますが、開発者へ適当な指示も出せるし、自動化の仕組みも作れるし、よりよいサービスという結果に直接関われるという事では充実した仕事環境ではあります。

ギターを弾いたりするのでふと考えていて、音楽をする人って自分が気持ちいいと思うジャンルの音楽をやっているんでしょうね。まぁジャンルなんて意識していないのかもしれませんが、とにかく自分の技術が未熟だからやりたい事をあきらめるとかっていう人はあまりいなくて、自分が気持ちいいと思う事のために頑張って、楽しんでいるはずだなぁと思いました。
仕事としてやると、そういう事ばかりじゃないのは確かだけれど、背景としてはそういう事がいえるんじゃないかなと。

それで自分の周りにあてはめて、コンピュータに対する技量や知識、そういうものによって開発なのか運用なのかといったジャンルを決めているところがあるような気がするんですよね。
仕事だからワガママは通らないけれど、どっちが良いとか興味があるとか、そういう自分の中での気持ち良さみたいなものを感じていない人が多いんじゃないでしょうか。 その感覚は結構な知識や経験がないと難しいだろうし、それを体得するまでには楽器の練習みたいな継続的な活動が必要だと思うんですよね

音楽なら趣味の範囲かもしれないけれど、この業界ってスキルのバラバラなメンバーでオーケストラを組んで仕事しているのに、大丈夫なのかなと思うところもあります。
各構成員の知識とか技量って、すごーく大事だと思うんですけれど、あまり気にされないんですよね。

朝なまをひさしぶりにみた

ひさしぶりに「朝まで生テレビ」をみた。 地方自治の話題で道路特定財源なんかについて話し合いをしていた。
いろいろニュースで取り上げられている話題だったけれど、本当のところ関係者がどんな事を考えているか判断するのに良い番組だったと思う。道路特定財源の使い方をどうするのかの議論なしに「賛成ですか、反対ですか」と問いかけているニュースは気持ちが悪かったけれど、これをみて少し溜飲が下がりました。

以前みたつまらない感じではなくて、この人選と話題だったら深夜じゃなくて夜の遅めの時間ぐらいで十分できるんじゃないでしょうか。ちょうど春休みだし若い人達含めて、多くの人がみるといいんですけどね。

2008/03/27

海腹川背Portableを試す

あまりに評判が悪いので試してみました。
バグの事が良く取り上げられていますが、どちらかというと全体的な操作感に問題があると思います。これまでとは違うPSP版と思ってプレイしてみたつもりだったけれど、ボタンの押し具合に対するキャラの画面での反応に違和感を感じるんですよね。これでちゃんと振り子が作れれば良いのですが、しばらく遊んでも小さい振り子を作れる気がしませんでした。

原因はルアーをひっかけた状態での下ボタンに対する跳ねっ返りが強すぎるのかなと思います。ちょっとした反動で凄く大きなジャンプができるので、繊細な動きは期待できません。

SFC版とPS版の違いがどうという事ではなしに、もう少しだけルアーが伸びて、ゴムの弾性が弱くなるといいのかなと思いました。
ゲームではあるけれど爽快感はあまりないですね。

触れても死ななかったり、オタマジャクシ面が簡単だったり、初心者向けに配慮した割にはゴムの弾性が強すぎて振り子をちゃんと作ろうとしても難しいところは残念なのかなと思います。そんな理由でおもしろいと思う人もいるだろうし、我慢ならない人もいるでしょうし、単純につまらないと思う私のような人もいるんじゃないでしょうか。

2008/03/20

zabadakのDVDをみる

ニコニコ動画でzabadakの「のれんわけ」ライブの様子をみていた時に、コメントでDVDがマグネットという会社の直販で入手できる事をしってさっそく注文してみた。
いやぁいいですね。やっぱり。DVDでみると全体の雰囲気がよくわかるし、ライブとしての完成度が高かったんだなと実感します。

zabadakのDVDをamazonで検索してなかったから無理だと思っていたのに、まさか直販のみで存在していたとは思わなかった。こういう事もあるんですね。
以前にGoogleで検索できないものは、世間から無いものとして扱われるという話しを先生とした事があったけれど、その話しを思い出しました。

2008/03/09

テレビでトイレ掃除を親子でする姿をみて

掃除を親子でするのは微笑ましい事であり、掃除を嫌がるのはいかがなものかと思います。 ただその番組で父親が、あきらかに茶色なサンドペーパーを片手に掃除している姿をみて、違和感を感じました。そういえば以前素手でトイレ掃除をする事で人間性がどうとか、という番組もあったなぁと思い出しました。

問題はサンドペーパー(紙やすり)で、遠目にみた感じでは粗そうなものを使っていました。これは違うかもしれませんが、Googleに聞くと300番以下の荒目のものを準備する団体もあるようです。
掃除業者も紙やすりを使うようですが、これもGoogleで調べた範囲では1000番越えのできるだけ目の細かいもの、かつ耐水性のあるやすりを使うようにしているようです。それでも陶器を傷つける事があるので、一般家庭向けに硬度を調節した「トイレ用消しゴム」なるものもあるようですが、そういう配慮はないようですね。

精神的な修練のために素手で掃除する事は、「トレイは不浄なものである」という前提を打ち崩すところにあると思いますが、目的のためには物理的にトイレを傷つけても構わないという感じと、これに関連したWebページをみると懐疑的な意見を持つ事が否定されかねない雰囲気を感じるので、カルトに近いのものもあるのかなと思います。

テレビ番組自体は、ほんわかする良い作りだったと思いますが、紙ヤスリと素手で掃除 をする姿に全体主義的なものを感じるのは私の心がすさんでいるのでしょうか。

2008/03/03

nsupdateを使ったDDNSへの固定IP登録

いままでセカンドマシンでzoneファイルを生成するスクリプトでやっていた固定IPのDNS登録作業をnsupdateで行なうために少し調べてみました。
正引きと逆引きをさせないといけないけれど、まずはnsupdateコマンドを実行するために/etc/bind/rndc.key ファイルの中身を確認する必要があって、"key"で始まる行と"secret"で始まる行の2つの情報がいります。 例えば、次のような rndc.key ファイルの中身だったとします。

key "rndc-key" {
  algorithm hmac-md5;
  secret "dGVzdHRlc3R0ZXN0Cg==";
}
この場合必要な nsupdate のコマンドラインは、次のようになります。
$ nsupdate -y rndc-key:dGVzdHRlc3R0ZXN0Cg==
無事に動くとプロンプトが出てコマンドを入力する事ができるようになります。 IPアドレス "192.168.1.3" で、ホスト名(FQDN)が"smtp.localdomain"を登録してみます。
< update add smtp.localdomain. 86400 IN A 192.168.1.3
< update add 3.1.168.192.in-addr.arpa. 86400 IN PTR smtp.localdomain.
< send
< quit
登録した情報を削除したい場合には、"update delete"に続いて"smtp.localdomain." もしくは"3.1.168.192.in-addr.arpa."を入力します。
< update delete smtp.localdomain.
< update delete 3.1.168.192.in-addr.arpa.
< send
< quit
だいたいこんな感じですが、DNSの操作をする時にはFQDNの後ろにつける'.'がポイントだったりします。あとは現在登録されているはずの正引き、逆引き情報一覧が引き出せればWeb経由で登録させたりする事ができますね…。

2008/03/02

DDNSにALIXのサーバー名を登録する

1台のALIXがDNSサーバーとしてHomeLANの192.168.1.2で動いているけれど、2台目のALIXを普通にdhcp3-clientとして動かしてもDDNSにサーバー名を登録しようとしない事に気がつきました。そこで"/etc/dhcp3/dhclient.conf"を修正する事にしました。
最初の方法は家の環境に依存していますが、手軽です。 設定ファイルにコメントがあるので空行と'#'で始まる行は省きます。

# egrep -v '^#|^$' /etc/dhcp3/dhclient.conf
send host-name "debian";
request subnet-mask, broadcast-address, time-offset, routers,
        domain-name, domain-name-servers, host-name,
        netbios-name-servers, netbios-scope, interface-mtu;
別の方法はマニュアルにある通り、"send fqdn...."を使用する方法。 IPを逆引きすると"debian.localdomain.localdomain"のような誤った名前解決がされてしまう場合には"fqdn.encoded"の値を調整します。
send fqdn.fqdn "debian.localdomain";
send fqdn.encoded off;
send fqdn.server-update on;
request 以下省略
2台目のALIXの名前が"debian"なのは、ちょっと嫌なのですが、いまのところ目的がないので、安直に導入されているものそのままです。"etch"の方がまだまし…。

そういえばALIXのbogomipsはおよそ1000で、クロック数の約2倍で最近のCPUの傾向と同じ。USBポートにHDDを接続してubuntu-7.10のISOイメージをscpしてみましたが、だいたい4MB/s程度の転送速度がでていました。メインマシンに同じHDDをUSBで接続してセカンドマシンから同様にscpすると11MB/s程度のスピードですが、遅すぎるという事はないですよね…ビデオなんかのボリュームを扱うファイルサーバーという感じではないというところでしょうか。
DNS, SMTP, DHCP, NTPなどのサーバーにするには手軽かつ十分な機能でしょう。その他の使い道が決まらないとなぁ。WebサーバーはDNSの操作とかのCGIを動かす事になるかな。他はどうしようかな。

2008/03/01

シリアルケーブルの種類

ALIXとPCを接続するために近くのヨドバシカメラにシリアルケーブルを買いに行った時に、シリアルクロスケーブルとして2種類のケーブルが売られていました。
何も考えずに印刷されている両端子間の結線図をみて、7,8番ピンが入れ替わっているものを選びましたが、7,8番ピンがショートして片側の1番ピンと接続されている対称的ではない接続をするケーブルもクロスとありましたが、以前PCとUNIXサーバーを接続する時にはうまく使えませんでした。

購入したケーブルはインターリンク・クロス・ケーブルと呼ばれていましたが、店頭ではどちらにも「クロス」の文字があり同じようにみえます。
いろいろ検索しても適切なものを使いましょうとしか書かれていませんが、古いPC-98時代の独自使用の名残りなのかなぁ…。とりあえず買う時には7,8番ピンがショートしていないかを目安にしています。